ケアーズ広島佐伯の可部です。
皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて、今日は、杖の長さについてお話をしたいと思います。
皆さんは、個人に合った杖の適切な長さをご存知ですか?
長さの合っていない杖を使用していると、せっかく杖を使用していても十分な効果が得られません。
杖が長すぎると、杖に適切な荷重がかけられません。
また、杖が短すぎると姿勢が崩れて前かがみの格好になってしまいます。
適切な長さで使用することで、悪い足の荷重を少なくしたり、歩くときのバランスをとる手助けとなってくれます。
杖の長さを調整する方法
個人に合わせた杖の長さ調整についてご説明していきます。
適切な杖の長さは、おおよそ「身長÷2+2~3cm」程度となります。
現場で、杖の長さを調整する際には、下の図に示した方法で行います。
良い足側の手で杖を持ち、杖先を足のつま先から前方および側方に15~20cm程度の位置につきます。この時に肘が軽く曲がる(約30°)高さを目安とします。
今回、ご紹介した方法で杖の長さを確認してみて下さい!
また、杖を合わせても、個人差があるため微調整が必要な方もおられます。
詳しいことは、専門家へ相談することをお勧めします。