こんにちは。
ケアーズ広島佐伯の可部です。
秋なのに夏みたいな気温で、まだまだ暑いですね(^^;
日中は、夏のような暑さで嫌になります。。。
しかし、秋の味覚は、スーパーなどで目にするようになりましたね!
サンマ、柿、松茸などなど
そんな食欲の秋、旬なものを美味しく食べたいですよね(^O^)
美味しく食べるためには、安全に食物を飲み込めなければなりません。
皆さん、飲み込む際に、時間がかかってしまったり、むせたりしていませんか?
飲み込みがうまくできないと、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなります。
誤嚥性肺炎について、皆さんご存知ですか?
今日は、誤嚥性肺炎のお話をしたいと思います。
誤嚥性肺炎とは
食事、飲み物、唾液などの飲みこんだものが食道に入らず、誤って気管に入ってしまい、肺炎を起こした状態をいいます。
なぜ、誤って気管に入ってしまうと肺炎を起こしてしまうかというと、、、
嚥下障害(飲み込みに関する障害)により、飲み込んだものが誤って気管に入ってしまいます。その際、口腔内に常在している細菌も一緒に気管に入ってしまい、肺炎を起こしてしまいます。肺炎が起きると主に発熱、咳、痰などの症状が見られます。
むせ込むことが多かったり、食事に時間がかかる方は、特に注意が必要です。
また、誤嚥を起こしても、むせたり、呼吸が苦しそうな症状を見せないケースもあります(不顕性誤嚥)。何となく元気がない、食欲がないという方なども注意が必要です。
では、誤嚥性肺炎にならないためには、どうすればいいでしょうか?
誤嚥性肺炎の予防について
誤嚥性肺炎を予防するための対策について、いくつか紹介したいと思います。
①嚥下障害の予防体操
飲み込むための顔や首についている筋肉を動かしやすくし、唾液の分泌を促します。
上の絵のように、肩を上下に動かす、首を回す、頬を膨らませたりすぼめたりします。
②食べる前に『パ・タ・カ・ラ体操』
4つの音を発することで、咀嚼(そしゃく)や食べ物を飲み込む嚥下の機能回復に役立ちます。
食事前に、「パパパ…」「タタタ…」「カカカ…」「ラララ…」「パタカラパタカラ…」とそれぞれ5回繰り返しましょう。
③口腔ケア
お口の中を清潔にすることで肺炎を予防し、おいしく食事することが出来ます。
食後は、歯磨きをして、口の中を清潔にしましょう。
④『正しい姿勢で座りましょう』
正しい姿勢をとることで、飲み込みやすく、誤嚥を予防することができます。
上記の姿勢を参考にしてみてください!
いつまでも美味しく食事を楽しめるように、しっかりと予防しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。