こんちには。

ケアーズ広島佐伯の可部です。

すっかり春の陽気になりましたね!暑がりな僕は、すでに半袖で仕事しています(笑)

 

突然ですが、「セロトニン」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

セロトニンとは、脳から分泌される神経伝達物質で、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

では、セロトニンの分泌される量が減少すると、どういったことが起こるのでしょうか?

セロトニンの分泌量が減少することで、体幹の背筋筋力や顔面筋力が低下して、背中が丸まり表情も乏しくなります。

また、精神的にも気分が滅入り、うつ傾向になると言われています。

現代人の生活様式は、不規則な生活となっているため、セロトニンの分泌が減少しやすいようです。

 

しかし、逆を言えば、セロトニンが適切に分泌されれば、上記を予防することができます。

 

どうすれば、セロトニンが分泌されるのでしょうか?

 

セロトニンの分泌には、①リズム性運動の実行、②太陽光の刺激、③トリプトファンの摂取が必要であると言われています。

 

①リズム性運動の実行

代表的なものとしては、歩行です。

 

 

メリハリのある歩行が効果的と言われています。

少し息が上がるくらいの早足で、肘を曲げずに肩を意識して両腕を大きく振り1歩ずつ大きく踏み出して歩くと効果的です。

時間は、20分程度を目安にしてみてください。

その他、リズム性運動の例として、ジョギング、スイミング、サイクリング、エアロビクス、アップテンポのダンスなどが歩行同様に有効であると言われています。

 

また、咀嚼(食べ物を噛む)や呼吸もリズム性運動に含まれます。

 

 

咀嚼は、食べ物を口に入れてから飲み込むまでに20回以上噛むことが良いと言われています。食事の際は、背筋を伸ばして、両足の裏が床に着いた姿勢を心掛けましょう。

呼吸は、1日1回、20分程度、意識した呼吸を行うことが良いと言われています。ゆっくりとした深い呼吸で、気持ちを落ち着けるつもりで行って下さい。

 

②太陽光の刺激

朝日を浴びることで、セロトニンが分泌されます。朝起きたら、太陽の光を浴びる工夫をしてみてください。

 

③トリプトファンの摂取

トリプトファンが多く含まれる食べ物は、鶏肉や魚介類、乳製品、豆腐、大豆製品、バナナなどがあります。

食生活の中に、これらの食品を加えてトリプトファンの摂取を心掛けてください。トリプトファンの摂取により、脳内でセロトニンが合成されます。

 

以上が、幸せホルモン(セロトニン)の分泌を促す方法です。

取り組みやすいものから、実行してみてください!

 

気候が良くなってきている今こそ、起床したら、「太陽の光を浴びて20分程度の散歩」

を習慣にしてみてはいかがでしょうか??

 

幸せホルモンの分泌を促して、健康的な生活を送りましょう!!

 

 

散歩が難しければ、まずは食事や呼吸から取り組んでみて下さい。

今日は、幸せホルモン(セロトニン)について、お話させて頂きました。