こんにちは。

ケアーズ広島佐伯の可部です。

 

県内各所、紅葉が見ごろのようですね。

私は、訪問の移動中に車の中から紅葉を見て楽しませてもらっています。

今年は、コロナの影響で紅葉狩りを自粛された方もおられるのではないでしょうか?

来年は、コロナを気にすることなく紅葉狩りなど秋を存分に楽しめればいいですね!

 

血圧と運動

今日は、血圧と運動について、お話したいと思います。

紅葉の時期が終われば、寒い冬がやってきます。

寒くなってくると気を付けたいのが、血圧の管理ですね。

寒くなると、室内と屋外の温度差が大きくなることでヒートショックになることがあります。

ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が大きく変動することで心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまうことをいいます。

また、自宅で暖房の効いたリビングから脱衣所に移動してお風呂に入る時などにも起こります。

事前に、脱衣所や浴室を暖めるなどして対策して下さい!

 

まず、血圧の診断と分類については、下記を参考にして下さい。

 

 

高血圧治療ガイドライン」では、脳卒中や心筋梗塞などの病気を予防するための「降圧目標(血圧が高い人の血圧をどこまで下げるべきか)」が示されています。

降圧目標については、下の表をご参考下さい。

 

 

皆さんの血圧は、どこに該当していましたか?

血圧が高ければ、高い方ほど注意が必要です。

 

血圧の高い方は、運動(負荷のかかる作業を含む)する際にも注意が必要です。

血圧が非常に高い数値の時に運動を行うと命に関わることがあります。

 

しかし、運動を適切に行っていくことで血圧を下げることもできます。

運動をすると最初は血圧が上がります。その後、動くことで体が温まってくると体温が上がって、血管が拡張します。

血圧は、血管が収縮した時に上がり、拡張した時に下がります。よって、運動することで血管が拡張して血圧が下がる仕組みになっています。

 

 

血圧の気になる方は、適度な運動を行って、血圧の管理をしましょう!

 

しかし、高血圧症の方は、いきなり運動するのではなく、かかりつけ医に相談して運動の目安を確認して下さい。

 

ちなみに、私事ですが先日、念願の秋刀魚を食べることができました(笑)