こんにちは!理学療法士の国光です。
今回は呼吸リハビリテーションの中のひとつ、「運動療法」について詳しく紹介していきます。
呼吸リハビリテーションにおいて、運動療法の効果が高いため強く推奨されています。特に全身持久力トレーニングと筋力強化トレーニングを併用することが効果的とされています。
【全身持久力トレーニング】・・・主に体力をつけるための運動です。
まずは具体的にどのような運動があるか、紹介していきます。
自転車エルゴメーター
トレッドミル
ウォーキング
階段昇降(ステップ練習)
自転車エルゴメーターやトレッドミルは機器が必要なため、主に病院やデイケアなどの設備の整ったところで実施できます。
自宅で簡単にできるリハビリでは、ウォーキングや段差昇降がおすすめです。
どれくらいの負荷で運動すればよいか?
呼吸器疾患のある方は、疲労が「ややきつい」と感じるくらいの運動量が適切です。
適切な負荷量は疾患の状態や年齢などによって異なるため、専門の先生に相談しましょう。
息切れがしたときには、無理をせず休息を取って息を整えるようにしましょう!