こんにちは

理学療法士の佐藤です

8月も終わりになり少し、暑さが落ち着いてきましたね。

 

しかし、熱中症で亡くなられた高齢者の方が全国で100人を超え

そのほとんどが、室内で冷房を使用していなかったとニュースで報道されていました。

残暑も厳しいと思いますので、まだまだ水分補給はこまめに行い、暑い時は必ず冷房は使用するようにしてくださいね。

 

 

 

 

さて、前回の糖尿病記事はその他の合併症に分類されている癌について記載しました。

今回はその他の合併症に分類されている認知症について記載していきます。

 

前回も記載しましたが、その他の合併症として

以下のものがあげられています。

・悪性腫瘍

・認知症

・骨粗鬆症

・糖尿病性足病変

・網膜症以外の眼合併

・皮膚合併症

・歯・口腔合併症

・手の病変        etc

 

 

 

高齢者の認知症は変性疾患や血管性認知症が多くの割合を占めます。研究によってばらつきがありますがアルツハイマー型認知症が5~7割前後、血管性認知症と合わせると8割前後になると言われています。(認知症疾患診療ガイドラインより)

 

糖尿病患者さんの場合はではどうでしょう。

高齢者糖尿病患者の5人に1人は認知症が疑われると言われています。

また高齢者糖尿病における、脳血管認知症およびアルツハイマー病がどの程度高頻度におこるかについては、文献上では多少の差異はありますが

脳血管認知症:2~4倍アルツハイマー病:1.5~2倍程度と報告されています。

 

 

 

糖尿病の方では、こんなに認知症発症リスクが高まるんです。

 

こんなに関与しているものがあるんです!!!!

では、なぜリスクが高まるのでしょうか…

ここについては次回記載していきます。

 

 

 

暑い日が続きますが…

水分摂取をしっかりして、夏をのりきってください