こんにちは。

理学療法士の可部です。

 

久しぶりの投稿になりました。

 

早速ではありますが、今日から認知症ケアのお話をしていきたいと思います(^^♪

 

自立支援介護の紹介を通して、自立支援介護の4つの基本ケアについて、お話をしてきました。

この自立支援介護の基本ケアは、認知症の方にも良いと言われています。

基本ケアと認知症の人に合わせたケアを行っていくことで、「認知症の周辺症状」を軽減できると言われています。

認知症ケアの話を始める前に、まず「認知症」について簡単に説明していきたいと思います。

 

※周辺症状については、後ほど説明します。

 

認知症について

「認知症」について、皆さんご存知でしょうか?

テレビやニュースなどでも、よく取り上げられるため、聞いたことはあると思います。

あまり、詳しく知らない方のために、まず「認知症」の説明をしたいと思います。

 

認知症の定義

世界保健機関(WHO)によるICD-10において認知症の定義は、「脳疾患による症候群であり、通常は慢性あるいは進行性で、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習能力、言語、判断を含む多数の高次皮質機能障害を示す。意識の混濁はない。認知障害は、通常、情動の統制、社会行動あるいは動機づけの低下を伴うが、場合によってはそれらが先行することもある。」とされています。

簡単に言うと、認知症とは、脳が十分に発達してから、その後、様々な原因により、精神機能が減退していくことです。

 

認知症の現状と将来

皆さんもご存知の通り、日本は高齢社会です。2014年の高齢化率は、26.0%となっており4人に1人が65歳以上です。

高齢化率は、今後も上昇して、2025年には30.3%2035年には33.4%(3人に1人が65歳以上)になると予測されています。

このように総人口に占める高齢者の割合が増加するということは、介護を必要とする高齢者が増える可能性を示しており、認知症もその要因の一つとなります。

厚生労働省による新オレンジプラン(2015年)の資料によれば、2012年における認知症の有病者数は462万人、2025年には約700万になると述べられています。

 

認知症の原因

認知症の原因となる病気は、研究者によって異なるものの、50~100前後あると言われています。これを大きく分けると一次性と二次性に分類できます。

一次性とは、脳を直接的に侵す病気、脳への外傷や損傷による場合であり、代表的なものに「アルツハイマー型認知症」、「レビー小体型認知症」、「脳血管性認知症」、「前頭側頭型認知症」があります。

二次性とは、多数の臓器や器官系統の一部として脳が侵される全身性の疾患や障害による場合であり、「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)病の認知症」や「他の一般身体疾患による認知症」などがあります。

 

認知症の症状

認知症の症状は、中核症状と周辺症状(BPSD)に分けられます。

中核症状…一般的に認知症の方なら誰でも現れる症状のことです。

周辺症状…認知症の行動・心理症状のことです。

主な症状を図で示します。

 

 

認知症は、図のように様々な症状を引き起こします。

この中でも、周辺症状(BPSD)については、関わり方次第で症状を軽減することができます。

関わり方などについても、今後お話していければと思います。

 

今日は、認知症の概要について、お話させて頂きました。

次回は、もう少し掘り下げて、お話しできればと思います。

興味のある方は、是非ご覧下さい。