こんにちは

理学療法士の佐藤です

7月になって雨の日が増えてきましたね

今から、暑い日が増えてきていますね。そろそろ海が気持ちいいシーズンです。

今年は我が子と海へ行ってみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さて、前回の糖尿病記事は血管合併症について記載しました。

今回はその他の合併症について記載していきます。

血管合併症以外にも怖い多彩な合併症が現れますが

どのようなものがあるかを確認していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回も記載しましたが、その他の合併症として

以下のものがあげられています。

・悪性腫瘍

・認知症

・骨粗鬆症

・糖尿病性足病変

・網膜症以外の眼合併

・皮膚合併症

・歯・口腔合併症

・手の病変        etc

 

 

今回は悪性腫瘍、つまりガンの合併症について記載していきましょう。

ここ最近は様々なTV番組やCMで2人に1人はガンになる…

とゆう情報を目にすると思います。

つまり、そのくらい罹患する確率としては高い疾患であることがわかると思います。

 

 

しかし…糖尿病の合併症としてあがっていると

関連があるの!!??と驚かれる方もいらっしゃると思います。

 

私はまさにこんな感じでした。

 

 

ここからは、日本癌学会と日本糖尿病学会の専門家による

合同委員会の報告書を参照して話を進めていきます。

元気な方と比べ糖尿病罹患している方は

癌に罹患するリスクが男性では1.27倍、女性1.21倍といわれています。

部位別でみてみると

 

男性では図に記載しているように

どの部位においてもリスクが高くなることが分かります。

膵臓癌、腎臓癌は約2倍、肝臓癌では2倍以上リスクが高まるという報告があります。

 

 

女性の場合では、胃癌、子宮内膜癌、肝臓癌、卵巣癌と罹患リスクが高まることが分かります。

特に肝臓癌は約2倍、卵巣癌は約2.5倍リスクが高まるという報告もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、糖尿病患者における食事療法、運動療法、禁煙、節酒は癌の罹患リスクを減少させることにつながる可能性があると言われています。

罹患しても、良好なコントロールを行うために

食事療法と運動療法はとても大切なことが分かります!

 

 

今回は、6月1日行われた広島県糖尿病薬物セミナーで行われた研修会で勉強したこと、

勉強会でいただいた資料をもとにブログを書きました。

(参考資料は※糖尿病と癌に関する委員会報告2013.です)

今回も読んでいただきありがとうございました。

次回の更新もお楽しみに。