こんにちは

理学療法士の佐藤です

カープの調子が悪いと少し気分も落ち込むこの頃ですが…

ゆっくりと、辛抱強く応援していきましょう。

逆転のカープなので、ここからの巻き返しを期待しましょう!!!

さて前回は糖尿病の方がなぜ高血糖になってしまうかということを

簡単に説明していきました。

今日は高血糖が継続するとなぜいけないのかを説明していきます。

高血糖が継続すると、通常と異なる糖代謝が起こり体内が酸性に傾いてしまうことや

血流障害などが影響して以下の合併症が出現しやすくなるといわれています。

慢性合併症は、血管合併症とその他の合併症に分けられます。

血管合併症について記載していきます。

 

血管合併症

分類 合併症 特徴
細小血管障害

(三大合併症)

・網膜症

・腎症

・神経障害

糖尿病に特異的
大血管障害

(動脈硬化)

・虚血性心疾患

・脳血管障害

・閉塞性動脈硬化症

糖尿病に特異的ではない

その他の合併症

・悪性腫瘍

・認知症

・骨粗鬆症

・糖尿病性足病変

・網膜症以外の眼合併

・皮膚合併症

・歯・口腔合併症

・手の病変        etc

 

特に特徴的な血管合併症がみられますが

腎臓、神経、網膜、脳、心臓が影響をうけやすい器官としてあげられています。

腎臓、神経、網膜…細小血管障害

脳、心臓…大血管障害に分類されています

 

  • 細小血管障害

①糖尿病性網膜症

我が国の失明原因の第2位になっています。

視野中に、煙のススや小さな虫(蚊)のようなものがみえる、黒いカーテンがかかったように見えるなどの症状を主訴としています。

網膜症と診断された場合は、半年に1回受診して経過観察することをお勧めします。

 

 

②糖尿病性腎症

我が国の人工透析導入原因の第1位となっています。

透析に伴う医療費は年間一人400~600万円になります。

病期は1~5期に分類されています。

腎症は重症になるほど、厳格な管理を必要とします。

そのため、早期に分かった場合は進行しないよう主治医の先生へ相談し進行予防に努めましょう。

 

③糖尿病性神経障害

高血糖に伴う神経細胞の代謝異常や栄養血管障害などにより起こると考えられています。

さまざまな場所でおこる多発神経障害と単神経障害に分類され進行すると生活の質が低下し突然死の原因となります。

今回ここでは、多発神経障害中心に記載します。

【感覚・運動神経障害】

左右対称性・足先~足底から始まる痺れ、疼痛、感覚低下、感覚異常、こむら返りなど

【自立神経障害】

ときに起立性低血圧、消化器症状、発汗異常、神経因性膀胱、勃起障害を認めます

特に感覚低下や感覚異常などがみられると、足先や足指の傷に気が付かず状態悪化に気が付かないことがあります。

ご自身や受診時など頻回に観察することをお願いします。

 

  • 大血管障害

糖尿病感患者は健常者に比べ動脈硬化をきたしやすい

糖尿病では、高血糖の持続に加え、肥満、脂質異常症、高血圧といったメタボリックシンドロームにおける危険因子が重複するほど、動脈硬化が発症、進展しやすくなるといわれています。

種類 機序 非糖尿病患者と

比較した頻度

虚血性心疾患 冠動脈の動脈硬化により

狭心症、心筋梗塞がおこる

2~4倍
脳血管障害 脳血管の硬化により

脳梗塞が起こる

約2倍
閉塞性動脈硬化症 下肢の動脈硬化による

虚血性病変を生じる

約4倍

表に記載したように、リスクの高さもですが

糖尿病に罹患されている場合、高血糖に加え、高血圧、高脂血症、肥満なども併発している場合が多いといわれ

上記のリスクが多いと考えられています。

認知機能低下などで病態管理が難しい場合は、サービス利用なども検討が必要になってくるかもしれませんね。

 

 

今回記載した糖尿病の合併症は

日常生活を送るうえで大変問題となる合併症となります。

このような、合併症を防ぐためにも早期治療がとても大切になってきますし

重度になるまえの管理が必要で、難しいようであれば

 

 

今回の記事はここまでです。

読んでいただいてありがとうございました。

次回はその他の合併症について記載していきます。

お楽しみに。